【必見】犬を飼いたい人の不安や疑問を解決!

犬猫の実態調査(一般社団法人ペットフード協会)によると、飼育世帯は全体的に減少傾向のようです。

とはいえ、15歳未満の子ども人口が14,503千人、犬猫飼育頭数は15,890千頭なので、子どもより犬猫が上回るという現象が起きています。(2022年調査)

そこで、犬を飼ってみたい!
けど・・・

・今の状況で買えるのか心配
・飼育費用は実際いくらかかるの?
・どんなしつけが必要なの?


などこれから犬との暮らしを考える人に向けて必要な情報をまとめました。
ぜひこれから始まる犬との生活の参考にしてみてくださいね!

目次

犬と役割と変化

諸説ありますが、犬の祖先はオオカミといわれています。
オオカミは人の残飯にありつき、人はオオカミの習性を利用することで利害関係を保ち生活するなか、より人に近づきやすいマイルドな性格の個体を選び飼い慣らすことで、狩猟などの家畜化が始まったとされています。

犬と協働する歴史が古いヨーロッパではペットフードの概念も古く、1800年代にイギリスで発明された犬用ビスケットがドッグフードの原型となり、第一次世界大戦後ではアメリカで馬肉の缶詰が販売されました。

日本では1960年協同飼料によるビタワンが国産ペットフードの第一号です。

現在はヒューマングレードの多種多様なペットフードや手作り食も増えています。

このように、ペットフードはエサではなく、健康で元気に長生きするための食へと変化し、同時に犬は外飼い番犬から家族の一員である愛玩動物へと変わっていったのです。

i生涯にかかる費用

2022年の犬一頭飼いにおける調査結果では、

ドッグフード代(1ヶ月3,642円)
おやつ代(1ヶ月1,615円)
医療費など含めると最低限必要なコストとして1ヶ月 13,904円とありました。

小型犬なのか大型犬なのか、一頭飼いなのか多頭飼いかでも違いますが、犬の平均寿命が14歳前後と設定した場合、医療費を含めた生涯必要経費は2,517,524円と算出されるようです。

さらに、
しつけをするならトレーニング代、旅行などに預ける際にはホテル代、シャンプー美容代なども実質的に必要です。


以上を踏まえると犬を迎える前に経済状況を考慮することが望ましいでしょう。

犬のしつけやトレーニング

犬にしつけやトレーニングは必須です。

トレーニングをしないと好き勝手に粗相をしたり、拾い食いでお腹を壊したり、制止ができず危険な目にあったりと犬との生活そのものがストレスになりかねません。

子犬はもちろん、成犬で迎えてもトレーニングは可能です、ぜひトライしてみましょう!


最低限必要なトレーニング5つ

①トイレトレーニング:お家に迎えたらすぐ始めましょう!

トイレトレーニングで大切なのは失敗をさせないこと、そして成功したらよく褒めることです。
トイレの場所、素材、大きさ、数をあらかじめ決めておき、犬がトイレを理解するまでしばらくは家の中を自由に歩かせないようにします。

寝起き、
走ったり遊んだり興奮した時、
食後、
時間が経った時(月齢+1時間目安)
は特に排泄しやすいタイミングなので、トイレに連れて行ってあげましょう。 

ゆくゆくは外のお散歩時に排泄させたい場合でも、家の中でのトレーニングは必要です。
 
ペットシーツは使い捨てタイプや、洗って再利用できるタイプのものがあります。


②甘咬み:子犬のうちから咬んではいけないを教えます

子犬のだからといって甘咬みを放置してはいけません。
そのまま成犬になり、甘咬みが治らなかったり立派な咬み犬になることがあります。

人を咬んでしまうと一緒に過ごせなくなります。
人を咬んではいけないことをきちんと子犬のうちから教えてあげましょう。


③サークル・クレートトレーニング:居場所をあげましょう

サークルは寝床、トイレ、食事、遊びができる場所を主に柵で囲んだ犬のスペースです。
快適で安全な居場所にすることで犬も落ち着いて過ごすことができます。

クレートは移動用ケージのことをいい、普段から慣れておくことで外出などの移動時にも役立ちます。
また、こどもの声や動きに興奮する、雷などの音に怯えるなどの反応が強い時も一時的にクレートに入ることで安心させることもできます。

サークルやクレートは閉じ込めではなく安心の場です。
粗相をしたから閉じ込めた、など罰として利用しないようにしましょう。



④社会化:人の社会生活に慣れさせてあげましょう

犬の社会化は生後3週〜14週の間がもっとも恐怖心や警戒心が少なく、受け入れやすい時期といわれています。

犬同士のコミュニケーションはもちろん、家族以外の人、男性、杖や傘を持った人、子ども、自転車に乗った人、ベビーカー、バイク、ランニングする人、踏切、自動車など様々な人やモノになれさせてあげましょう。

最近ではパピークラスなど積極的に行う動物病院も増えていますので、ぜひ問い合わせてみてください。


⑤ハンドリング:体のどこを触っても平気にしましょう!

基本的に口、脇や股、足先や足裏、耳、尾などは敏感で触れられるのを嫌がります。
ですが、
歯磨きをしたり、爪を切ったり、熱を測ったり、耳掃除をしたりと日常のケアで必要です。

普段からやさしく犬の体を触ることで病気の早期発見につながったりすることもあります。

触られるのが大好きなワンちゃんに育てましょう。




いかがですか?

トレーニングは、人も犬も安全でより豊かな暮らしの目的のために必要です。

時に大変と感じることもありますが、その先には10年、20年と犬との素晴らしい時間が用意されているのです。

仕事と犬との生活を両立させるには

犬の先進国ドイツでは飼育について犬は法律で守られています。
たとえば、

・犬を一人ぼっちにして、長時間留守番をさせてはいけない
・犬を最低2回、計3時間以上、屋外やドッグランへ連れていかなければならない


日本の法律はそこまで厳しくありませんが、犬を放置して長時間誰もいない環境が続くことはオススメしません。


犬種によっては運動量の多い子もいます。
運動量低下や飼い主不在のストレスからイタズラがひどくなり、問題行動につながることもあります。


本来犬は、外で動き、家の中ではのんびりと過ごせる動物です。

犬に長時間のお留守番をさせるのであれば、ペットシッターや犬の幼稚園などを利用することが解決策として挙げられるでしょう。

犬との生活がもたらすもの

ここまで犬を迎える前に必要な知識として、
・費用について
・最低限必要なトレーニングについて
・不在時の対処
についてお伝えしました。


犬を飼うって大変だな、と思うかも知れません。
実際、お金も労力もかかります。

ですがその分、あなたの毎日によろこびをもたらしてくれる存在になります。


「家族の絆が強くなった
「気持ちが明るく前向きになった」
「運動量が増えて健康的になった
人との会話が増えた
心の支えになる存在」
信頼できるパートナーができた」


これらは犬と暮らす方々の声のほんの一部です

その価値は決してお金で買えるものではありません。

まとめ

・外飼い番犬から家族の一員である愛玩動物へと変化している
・犬にかかる生涯必要経費は医療費を含め約250万円。その他にも美容代、ペットホテル代などもあり費用がかかる。
・犬の社会に迎え入れ、両者ともに安全で豊かな暮らしのためにしつけやトレーニングは必要。
・犬との生活はお金ではない価値をもたらすもの



いかがでしたか?


筆者自身犬を飼っていますが、子犬の頃は通り過ぎる人、モノ、何にでも興奮して吠え、楽しい散歩とはならず、当初は苦痛でした。
ですがトレーニングを通い続け、有り余るエネルギーを発散させる遊び方や落ち着かせ方、環境への慣らし方など一緒に学びました。
そのおかげで、今では家で落ち着いて過ごし筆者が出かけでもリラックスしてお留守してくれています。

人が犬を知り、愛情をもって人が犬に正しいルールを教えることが大切です。

頭の悪い犬はいません。
どんな犬でも心を通い合わせることのできる素晴らしい存在になります。

この記事を読んでくださった方に
すでにパートナーのいる方は絆がより深まることを、
これからパートナーを見つける方は最良の出会いがあることを願っています。

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この記事を書いた人

伊藤きみこのアバター 伊藤きみこ 犬の腸活アカデミー主宰

愛犬を3年先もハグする未来ををモットーに活動しています

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